【映画レビュー】アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年・124分)★8

Date
2020/03/03
Update
2022/8/12 6:40
Tag
アート
映画★8

作品情報

タイトル:アバウト・タイム 愛おしい時間について
公開年:2013年
上映時間:124分
監督:リチャード・カーティス
あらすじ:
イギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。 そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。 弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと……。 そして、本当の愛とは、幸せとは何なのかを知る。同時に、ティムと時間の旅をともにする私たちも、愛と幸せの本質を実感することになる。 (Filmarksより)

感想・評価

過去の人生の好きな瞬間に戻れる能力を持って生まれた男。能力を自覚した青年時代から立派な父になるまでの彼を描いた、すこしSFでハートフルなドラマ。
ジャケットとタイトルから、漠然と「平凡なラブコメ」だと思い込んでいたけど、全く違った。もっと早く観ればよかった。
まず、個性を出しつつも主張しすぎないSF要素のバランス感が絶妙で、時系列や因果を小難しく考えなくても非日常が愉しめる。
それでいて本筋のドラマは家族愛ゴリッゴリで余韻も良いという仕上がりなので、満足しない訳がない。
家族愛×SFというとなんと言ってもインターステラーがツボだけど、あちらのSFのハードさをオリンピックと例えるならこちらは高校の体育祭くらい。
とはいえ軽薄さは感じられなくて、むしろ「死よりも生のほうが不可逆的」という味わい深い設定をカマしてくれたりする。
幅広くオススメできそうな映画。

採点

★8:これを切り口に映画の話を振れる

視聴リンク

採点基準

★10:別格の思い入れ。殿堂入り。
★9:度々話題にし続けちゃうかも
★8:これを切り口に映画の話を振れる
★7:好き。場が映画の話なら話題にする
★6:人に話振られたら「良いよね」と言える(印象深かった何かがある)
★5:可もなく不可もなし
★4:微妙だし記憶に残らなそう
★3:つまらない上に不満
★2:途中で諦めるレベル
★1:嫌い。生理的に受け付けない。