【映画レビュー】生きる(1952年・143分)★7

Date
2019/08/28
Update
2022/5/4 22:12
Tag
アート
映画★7

作品情報

タイトル:生きる
公開年:1952年
上映時間:143分
監督:黒澤明
あらすじ:
市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。 自分の人生とは一体何だったのか……。渡辺は人間が本当に生きるということの意味を考え始め、そして、初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった。 この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。 (映画.comより)

感想・評価

役所で30年間ミイラのように無気力に働いてきた男。ある日自分が胃癌で余命僅かなことを知り、うろたえ、街をさまよっていると…
黒澤明監督作品の鑑賞2作目。この前観た「野良犬」よりもさらにグッときた。
生きる意味とは何か、いのちをどう咲かせるか、全霊をもって答えを示す男のストーリー。
クリント・イーストウッドが黒澤明から多大な影響を受けているとのことだが、この作品もイーストウッドに少なからず刺激を与えたのではないか。「許されざる者」や「グラン・トリノ」「運び屋」などに共通するメッセージのルーツをこの映画に感じる。

採点

★7:好き。場が映画の話なら話題にする

採点基準

★10:別格の思い入れ。殿堂入り。
★9:度々話題にし続けちゃうかも
★8:これを切り口に映画の話を振れる
★7:好き。場が映画の話なら話題にする
★6:人に話振られたら「良いよね」と言える(印象深かった何かがある)
★5:可もなく不可もなし
★4:微妙だし記憶に残らなそう
★3:つまらない上に不満
★2:途中で諦めるレベル
★1:嫌い。生理的に受け付けない。