Midjourney課金フロー、コマンドリスト
Date
2022/08/04
Update
2022/10/30 9:36
Tag
アート
ハック
Midjourneyという、Discord上で動く超高精度な作画AIをトライアルしたところあまりにも面白すぎて、つい勢いで課金してしまった。
折角なのでその課金フローとか、作画させる上で役に立ちそうなコマンドを自分用にメモっておく。
生成した作品は随時以下にアップしていきます
課金フロー
TOPページからSign In With Discordをクリック

Discordでログインするとマイページに行くので左上のハンバーガーメニューをタップ

左下の自分アイコンから「Manage Account」をタップ

マスフォーはStandardプランを選択

決済画面にカード情報を入れて申し込む

決済が完了しましたという画面が出たら完了。DiscordのリンクからDiscordに戻ると有料プランになっている

Standardプランを選ぶとDMでじっくり画像生成できる。うーん素敵


ちなみにBasicとStandardの違いは以下
Basic | Standard | |
月額 | 10ドル | 30ドル |
最大枚数/月 | 約200枚 | 約900枚 |
DMで画像生成 | ○ | ○ |
/relax モードで枚数制限なし | × | ○ |
便利なコマンド(プロンプト・パラメータ)一覧
Midjourneyは、以下のように「参考画像の指定(URL)」「イメージを伝えるための文章/単語(プロンプト)」「画像や生成の仕様を指定するパラメータ」という組みあわせで生成内容を注文できます。

以下をいろいろ組みあわせて使ってみて下さい。
プロンプト(使いやすい文章/単語)
- 上手な絵にする(おすすめ)
A concept art of,
- 写真風にする
A photo of,
- 油絵風にする
An oil painting of,
- 芸術的なイラスト風にする
A sketch of,
- ポップなイラスト風にする
An illustration of,
- コミック風にする
A cartoon of,
- 肖像画にする
A portrait of,
- ロゴ風にする
A logo of,
- 精緻な絵にする
,detailed,
- 図鑑のようにする
,collection sheet,
- 水墨画のようにする
,india ink painting,
- 画風を指定(作者軸)
,by ***,
***の部分に画家の名前を入れる 例:Gogh
- 画風を指定(作品軸)
,in *** style,
***の部分に作品の名前を入れる 例:Ghibli
- 単語ごとの優先度を指定
,hot dog::1.5,food::-1,
それぞれの合計がマイナスになるのはダメ。初期値はそれぞれ1。上の例だと「ホットドッグじゃなくて熱い犬」というニュアンスになる。
パラメータ(画像や生成の仕様を指定)
- 入れたくない要素を指定
--no ***
***の部分に入れた単語のものは絵画しないようにする。広めの景色を描くと炎に包まれてしまうことがあるのだが、そのような際は「—no fire」の記述で火を消せる。
- (参考画像を指定した場合)画像の優先度を指定
--iw 0.25
0.0〜1.0で指定。初期値は0.25
- 芸術度の指定
--stylize 2500
数字を大きくすればするほど指定した内容よりも絵の綺麗さを優先する。初期値は2500。最低値(最もキーワードを優先する設定)は625
- 品質を上げる
--quality 1
初期値は1。2にすると絵の品質が2倍になるがスピードとコストも2倍に。
- ヨコ幅を指定する
--w 1920
64の倍数で指定する。512程度までにしたほうが安定するようだ
- タテ幅を指定する
--h 1080
64の倍数で指定する。512程度までにしたほうが安定するようだ
- (サイズではなく)アスペクト比を指定する
--aspect 9:16
ヨコ:タテで比率を指定
- 生成を早くする
--stop 10
10-100の間で指定
勉強になった記事
以下の方の記事がとても勉強になりました。
Midjourneyの使い方のコツを解説する記事でありつつ、「AIにうまく命令するにはどのようにするのが良いか?」ということがなんとなく掴めた気がします。
僕は幼い頃からインターネットやガジェットに触れ続けてきたことで、体系的にプログラミング言語などは修めていないド文系であるものの、私生活・仕事双方でメチャクチャ役に立ついわゆる「情強」的な肌感を身に着けてきました。
何となくですが、「AIの仕組みがイメージできてうまく命令できる」というスキルは次世代の「情強」としてのキーファクタな気がするので、意識的に勉強していきたいと思います。