【映画レビュー】ウェイキング・ライフ(2001年・101分)★7

Date
2019/09/17
Update
2022/8/12 6:52
Tag
アート
映画★7
サイケ

作品情報

タイトル:ウェイキング・ライフ
公開年:2001年
上映時間:101分
監督:リチャード・リンクレイター
あらすじ:
「恋人までの距離」のリチャード・リンクレイター監督が、実写映像をさまざまなイラストレーターにデジタル・ペインティングで加工させ、実写でもアニメでもない映像を展開していく。リンクレイター監督本人はじめ、彼の過去作出演者や友人、スタッフらが多数出演。ひとりの少年が夢とも現実ともつかない時間の中で、さまざまな人物と出会い、夢について、人間について、会話を交わしていく。 (映画.comより)

感想・評価

夢とも現実ともつかない時空間をさまよう主人公の男が、出会う人出会う人みんなから哲学的啓示をひたすら受けつづける映画。
実写を上塗りした独特で奇妙で浮遊感のある映像に加え、ものすごいペースでひたすら概念的・観念的なメッセージを一方的に投げかけられるので、まともに観てたら脳がオーバーヒートする。
ブレインストームアルタードステーツインセプションソラリスコングレス未来学会議白昼の幻想、などなど…今までも「精神世界」をテーマにした映画は何作か観てきているが、それらはあくまで「精神世界にトリップしてる人」を俯瞰で観る映画であって、この映画は鑑賞してる自分自身がトリップするというハードめな構造の映画だった。
※強いて言うなら「エンターザボイド」に近い。ただしエンターザボイドは極めて非言語的なのに対して、ウェイキングライフは極めて言語的。
内省型人間の僕はめちゃくちゃ好きな映画だが、同じく内省型であろう人にしか勧められない作品。
青春時代にこのテの映画に出会ってドップリいっちゃった男女2人が出会って恋をするとビフォアサンライズみたいな恋愛をしそう。
こういう話ができる人たちと、1パートごとに一時停止しながら、各々のテーマについて夜通し語り明かす、みたいなことがしたくなる映画。

採点

★7:好き。場が映画の話なら話題にする

視聴リンク

採点基準

★10:別格の思い入れ。殿堂入り。
★9:度々話題にし続けちゃうかも
★8:これを切り口に映画の話を振れる
★7:好き。場が映画の話なら話題にする
★6:人に話振られたら「良いよね」と言える(印象深かった何かがある)
★5:可もなく不可もなし
★4:微妙だし記憶に残らなそう
★3:つまらない上に不満
★2:途中で諦めるレベル
★1:嫌い。生理的に受け付けない。